シナリオスクリプト

シナリオの外部ファイルの構文です。

サンプル:「GTE・SP」の最初のシーン

タグ 説明
<BR>

改行

<PG> カーソルを表示してクリックを待ち、その後改ページ
<PS> カーソルを表示してクリックを待つ。文章スキップ中は実行されない
<CLR> 文章を消去
<WAIT TIME=n CLICKABORT=[ON/OFF] SKIPENABLED=[ON/OFF]> ウエイト
TIME 停止する時間(ミリ秒単位)。0なら時間制限なし。省略値=0
CLICKABORT クリックで中断する。省略値=OFF
SKIPENABLED 文章をスキップしている時はウエイトを実行しない。省略値=ON
<WAITFOR NAME=s CLICKABORT=[ON/OFF]> 指定部品が終了するまで待つ
NAME 部品の名前
CLICKABORT クリックで中断する。省略値=OFF
<FLIP NAME=s EFFECT=s TIME=n REVERSE=[ON/OFF] PARAM1=n PARAM2=n SOURCE=s DEFAULT=[ON/OFF]> フリップの効果を設定し、名前を付けて記憶させる
NAME この設定の名前。<IMAGE>のFLIPなどで指定できる
EFFECT 画面効果の名前
NONE 裏画面に配置
FADE フェード
PARAM1=開始X
PARAM2=開始Y
BLINDH ブラインド横
PARAM1=短冊の幅
PARAM2=短冊1枚の出現時間
BLINDV ブラインド縦
PARAM1=短冊の幅
PARAM2=短冊1枚の出現時間
CURTAINH カーテン横
PARAM1=短冊の幅
PARAM2=短冊1枚の出現時間
CURTAINV カーテン縦
PARAM1=短冊の幅
PARAM2=短冊1枚の出現時間
SCROLLH スクロール横
SCROLLV スクロール縦
GRID 格子
PARAM1=格子のサイズ
PARAM2=格子1個の出現時間
GRIDH 格子横
PARAM1=格子のサイズ
PARAM2=格子1個の出現時間
GRIDV 格子縦
PARAM1=格子のサイズ
PARAM2=格子1個の出現時間
DITHER ディザ
WHITE ホワイト
BLACK ブラック
FLASH フラッシュ
MOSAIC モザイク
SCRATCHH すだれ横
SCRATCHV すだれ縦
SPOT スポットライト
MASK マスクフェード
SOURCE=マスクファイル名
MASKW マスクホワイト
SOURCE=マスクファイル名
MASKB マスクブラック
SOURCE=マスクファイル名
SMALL 表画面縮小
PARAM1=回転角度(256で一周)
BIG 裏画面拡大
PARAM1=回転角度(256で一周)
RIPPLE 波紋
PARAM1=波の高さ
BLURW 白ぼかし
BLURB 黒ぼかし
TWISTH ひねり横
TWISTV ひねり縦
CRACK チップ落下
PARAM1=チップのサイズ
PARAM2=次のチップまでの時間
ZOOMIN ズームイン
PARAM1=ズームインX座標
PARAM2=ズームインY座標
CLOCKHAND 時計の針
PARAM1=初期角度
RUBBERH ゴム横
RUBBERV ゴム縦
FAN
PARAM1=初期角度
WFAN 扇(両側)
PARAM1=初期角度
CIRCLE
BLOCKCOIL ブロック(とぐろ)
PARAM1=ブロックサイズ
BLOCKRANDOM ブロック(ランダム)
PARAM1=ブロックサイズ
TIME フリップにかける時間(ミリ秒単位)。省略値=1000
REVERSE 逆方向。省略値=OFF
DIFFERENCEONLY ONなら表画面と裏画面の差異部分だけをフリップの対称にする。省略値=OFF
PARAM1 パラメータ1。省略値=0
PARAM2 パラメータ2。省略値=0
SOURCE ファイル名("runimage"からの相対パス)。省略値=""
DEFAULT この設定をこれ以降の省略時のデフォルト値にする(ノード内のみ有効)。省略値=OFF
<IMAGE NAME=s SOURCE=s X=[L/C/R/n] Y=[T/C/B/n] FLIPH=[ON/OFF] FLIPV=[ON/OFF] ALPHA=n PRIORITY=s FLIP=s MODE=[N/R/W/F] CLIPFILE=s> 新規に画像を表示する
SOURCE 画像ファイル名("runimage\グラフィック"からの相対パス)
NAME 名前
X 横の位置(L:左寄せ C:中央寄せ R:右寄せ n:数値指定)。省略値=C
Y 縦の位置(T:上寄せ C:中央寄せ B:下寄せ n:数値指定)。省略値=C
FLIPH 左右反転するならON。省略値=OFF
FLIPV 上下反転するならON。省略値=OFF
ALPHA 不透過度(透明0〜255不透明)を指定する。省略値=255
PRIORITY 手前・奥の値。プライオリティ定数の名前を指定する
FLIP フリップ時に使用する効果の設定名(<FLIP>で設定済みのもの)。省略可
MODE 再生タイプ(N:通常再生 R:リピート再生 W:再生終了まで待つ F:再生後自動破棄)。省略値=N
CLIPFILE ソースがシネマまたはモーションの場合、内部のクリップのプロパティを変更する。対象のクリップは、あらかじめLiveCinema上で「名前」を設定すること
クリップ名:プロパティ=変数名
例) キャラクター1:COP_SOURCE=Filename1

複数の値を指定する場合はカンマで区切る
例) キャラクター1:COP_SOURCE=Filename1,キャラクター2:COP_SOURCE=Filename2
<CHGIMG NAME=s SOURCE=s FLIPH=[ON/OFF] FLIPV=[ON/OFF] FLIP=s MODE=[N/R/W/F]> 画面上にある画像の画像ファイルを変更する
SOURCE 新しく設定する画像ファイル名("runimage\グラフィック"からの相対パス)
NAME 変更する画像の名前
FLIPH 左右反転するならON。省略値=OFF
FLIPV 上下反転するならON。省略値=OFF
ALPHA 不透過度(透明0〜255不透明)を指定する。省略値=255
FLIP フリップ時に使用する効果の設定名(<FLIP>で設定済みのもの)。省略可
MODE 再生タイプ(N:通常再生 R:リピート再生 W:再生終了まで待つ F:再生後自動破棄)。省略値=N
CLIPFILE ソースがシネマまたはモーションの場合、内部のクリップのプロパティを変更する。対象のクリップは、あらかじめLiveCinema上で「名前」を設定すること
クリップ名:プロパティ=変数名
例) キャラクター1:COP_SOURCE=Filename1

複数の値を指定する場合はカンマで区切る
例) キャラクター1:COP_SOURCE=Filename1,キャラクター2:COP_SOURCE=Filename2
<DELIMG NAME=s,s... FLIP=s> 画面上にある画像を消去する
NAME 消去する画像の名前。複数の場合は,で区切る
FLIP フリップ時に使用する効果の設定名(<FLIP>で設定済みのもの)。省略可
<FACE SOURCE=s> 顔画像を表示する
SOURCE 顔の画像ファイル名("runimage\グラフィック\顔"からの相対パス)
<DELFACE> 顔画像を消去する
<NAME SOURCE=s> 名前画像を表示する
SOURCE 名前の画像ファイル名("runimage\グラフィック\名前"からの相対パス)
<DELNAME> 名前画像を消去する
<CGCHAR SET=s NAME=s PARENT=s X=[L/C/R/n] Y=[T/C/B/n] ALIGN=[L/C/R] LINESPACE=n PRIORITY=s TEXT=s CALC=[ON/OFF]> 画像文字を表示する。
SET 表示する画像文字に使用する設定の名前
NAME 名前
PARENT 親の名前
X 横の位置(L:左寄せ C:中央寄せ R:右寄せ n:数値指定)。省略値=C
Y 縦の位置(T:上寄せ C:中央寄せ B:下寄せ n:数値指定)。省略値=C
ALIGN 揃え(L:左寄せ C:中央寄せ R:右寄せ)。省略値=L
LINESPACE 行間スペース。省略値=0
PRIORITY 手前・奥の値。プライオリティ定数の名前を指定する
TEXT 表示する文字列
CALC 「TEXT」の内容が式ならON。省略値=OFF
<CHGCGCHAR NAME=s TEXT=s CALC=[ON/OFF]> 画像文字の文字列を変更する。
NAME 対象画像文字の名前
TEXT 表示する文字列
CALC 「TEXT」の内容が式ならON。省略値=OFF
<LOCKIMG SOURCE=s,s...> 画像ファイルをロックする(先読みしておく)
SOURCE ロックする画像ファイル名("runimage\グラフィック"からの相対パス)。複数の場合は,で区切る
<UNLOCKIMG> 画像ファイルのロックを解除する
<WALLPAPER SOURCE=s POSITION=[C/T/S]> 画像ファイルを壁紙に設定する
SOURCE ロックする画像ファイル名("runimage\グラフィック"からの相対パス)。複数の場合は;で区切る
POSITION 壁紙の位置(C:中央に表示 T:並べて表示 S:拡大して表示)。省略値=C
<VAR NAME=s> 変数の内容を表示する
NAME 変数名
<MESBOX TIME=n> メッセージボックスを表示する
TIME 表示にかける時間(ミリ秒単位)。省略値=0
<DELMESBOX TIME=n> メッセージボックスを消去する
TIME 消去にかける時間(ミリ秒単位)。省略値=0
<CHGMESBOX NAME=s> メッセージボックスの形状を変更する
NAME スタイルの名前。省略値="(標準)"
<SOUND SOURCE=s TRACK=[B/V/S/B2/V2/S2] MODE=[N/R/W] VOLUME=n REPEATPOS=n CANREPLAY=n> サウンドファイルを再生する
SOURCE サウンドファイル名("runimage\サウンド"からの相対パス)
TRACK 使用するトラック(B:BGM V:ボイス S:効果音 B2:BGM2 V2:ボイス2 S2:効果音2)。省略値=B
MODE 再生タイプ(N:通常再生 R:リピート再生 W:再生終了まで待つ)。省略値=N
VOLUME 音量(1〜1000)。省略値=1000
REPEATPOS リピート位置をミリ秒単位で指定する。省略値=0
CANREPLAY リプレイの対象にする場合は1を指定する。省略値=0
<BGM SOURCE=s CANREPLAY=n> <SOUND SOURCE=s TRACK=B MODE=R VOLUME=1000 REPEATPOS=0>と同じ
SOURCE サウンドファイル名("runimage\サウンド"からの相対パス)
CANREPLAY リプレイの対象にする場合は1を指定する。省略値=0
<VOICE SOURCE=s CANREPLAY=n> <SOUND SOURCE=s TRACK=V MODE=N VOLUME=1000 REPEATPOS=0>と同じ
SOURCE サウンドファイル名("runimage\サウンド"からの相対パス)
CANREPLAY リプレイの対象にする場合は1を指定する。省略値=0
<SE SOURCE=s CANREPLAY=n> <SOUND SOURCE=s TRACK=S MODE=N VOLUME=1000 REPEATPOS=0>と同じ
SOURCE サウンドファイル名("runimage\サウンド"からの相対パス)
CANREPLAY リプレイの対象にする場合は1を指定する。省略値=0
<STOPSND TRACK=[B/V/S/B2/V2/S2] TIME=n WAIT=[ON/OFF]> サウンドを停止する
TRACK 停止するトラック(B:BGM V:ボイス S:効果音 B2:BGM2 V2:ボイス2 S2:効果音2)。省略値=B
TIME フェードアウトにかける時間(ミリ秒単位)。省略値=0
WAIT ONなら停止するまで待つ。省略値=OFF
<CHGVOL TRACK=[B/V/S/B2/V2/S2] VOLUME=n TIME=n WAIT=[ON/OFF]> サウンド・ムービーの音量を変更する
TRACK 音量変更するトラック(B:BGM V:ボイス S:効果音 B2:BGM2 V2:ボイス2 S2:効果音2 M:ムービー)。省略値=B
VOLUME 音量(1〜1000)。省略値=1000
TIME 変更にかける時間(ミリ秒単位)。省略値=0
WAIT ONなら変更完了まで待つ。省略値=OFF
<MOVIE SOURCE=s ZOOM=n X=[L/C/R/n] Y=[T/C/B/n] MODE=[N/R/W/F]> ムービーを再生する
SOURCE ムービーファイル名("runimage\MOVIE"からの相対パス)
ZOOM 表示倍率(100で等倍)。省略値=100
X 横の位置(L:左寄せ C:中央寄せ R:右寄せ n:数値指定)。省略値=C
Y 縦の位置(T:上寄せ C:中央寄せ B:下寄せ n:数値指定)。省略値=C
MODE 再生タイプ(N:通常再生 R:リピート再生 W:再生終了まで待つ F:再生後自動破棄)。省略値=N
OVERLAY ONにするとオーバーレイ、OFFなら合成表示。省略値=ON
PRIORITY 手前・奥の値。プライオリティ定数の名前を指定する。オーバーレイの場合は無視される。省略値=0
OPACITY 不透明度。0(透明)〜255(不透明)で指定。オーバーレイの場合は無視される。省略値=255
<STOPMOV> ムービーを消去する
<TEXTSPD TIME=n ABSOLUTE=[ON/OFF]> テキスト表示速度を変更する
TIME 1文字を表示する時間をミリ秒単位で指定。省略値=0
ABSOLUTE ONにすると、実行時オプションの「テキスト速度」の影響を受けない。省略値=OFF
<TXSPN> テキスト表示速度を標準値にする
<TXSPF> テキスト表示速度をノーウエイトにする
<TXSPS> テキスト表示速度をスローにする
<SYSMENUON> システムメニュー許可
<SYSMENUOFF> システムメニュー禁止
<SAVELOADON> セーブロード許可
<SAVELOADOFF> セーブロード禁止
<INCLUDE SOURCE=s> 別のソースファイルをこの位置に読み込む
SOURCE ファイル名(現在のソースファイルがある位置からの相対パス)
<B>〜</B> 太字
<I>〜</I> 斜体
<U>〜</U> 下線
<S>〜</S> 抹消線
<NOBR>〜</NOBR> 改行禁止
<FONT SIZE=n COLOR=#RRGGBB BCOLOR=#RRGGBB SCOLOR=#RRGGBB BORDER=n SHADOW=n>〜</FONT> フォントの形状を指定する。全ての値を記述する必要はなく、指定する値のみを記述する
SIZE フォントの高さをピクセル単位で指定(0ならデフォルト値)
COLOR 文字の色を赤緑青の順で16進数で指定
BCOLOR 縁の色を赤緑青の順で16進数で指定
SCOLOR 影の色を赤緑青の順で16進数で指定
BORDER 縁の幅
SHADOW 影の位置
<RUBY VALUE=s>〜</RUBY> タグで囲んだ文字列に対してルビを振る
VALUE ルビ
<A HREF=s>〜</A> タグで囲んだ文字列に対してリンク文字列を設定する
HREF リンク文字列
<SETSTYLE NAME=s SIZE=n COLOR=#RRGGBB BCOLOR=#RRGGBB SCOLOR=#RRGGBB BORDER=n SHADOW=n B=[ON/OFF] I=[ON/OFF] U=[ON/OFF] S=[ON/OFF] NOBR=[ON/OFF] RUBY=s> フォントの形状を設定し、名前を付けて記憶させる
NAME この設定の名前。<FONT>のNAMEで指定できる
SIZE フォントの高さをピクセル単位で指定(0ならデフォルト値)
COLOR 文字の色を赤緑青の順で16進数で指定
BCOLOR 縁の色を赤緑青の順で16進数で指定
SCOLOR 影の色を赤緑青の順で16進数で指定
BORDER 縁の幅(0なら縁なし)。省略値=0
SHADOW 影の位置(0なら影なし)。省略値=0
B 太字。省略値=OFF
I 斜体。省略値=OFF
U 下線。省略値=OFF
S 抹消線。省略値=OFF
NOBR 改行禁止。省略値=OFF
RUBY ルビ。省略値=""
<STYLE NAME=s>〜</STYLE> フォントの形状を指定スタイルにする
NAME <STYLESET>で設定した名前
<MACRO NAME=s>〜</MACRO> マクロ定義。定義後、{s %1 %2...} とすると〜の部分が展開される。%1,%2...は引数として使用できる
NAME マクロの名前

[例]
<MACRO NAME="標準文字"><FONT COLOR=%1>%2</FONT></MACRO>
と定義して、
{標準文字 #ff0000 あいうえお}
とすると、以下のように展開される
<FONT COLOR=#ff0000>あいうえお</FONT>
<IMGCHAR SOURCE=s ALIGN=[T/C/B]> 絵文字を挿入する
SOURCE 画像ファイル名("runimage\グラフィック"からの相対パス)
ALIGN 揃え(T:上 C:中央 B:下)。省略値=C
<OPENURL URL=s> ブラウザでURLを開く
URL URL
<QUAKE NAME=s TYPE=[Q/W/B] RANDOM=[ON/OFF] X=n Y=n TIME=n CYCLE=n> 画面を揺らす
NAME 消去する画像の名前。複数の場合は,で区切る
TYPE 動きの種類(Q:ランダム W:波 B:バウンド)。省略値=Q
RANDOM 複数画像をずらす。省略値=OFF
X 横の揺れ幅。省略値=0
Y 縦の揺れ幅。省略値=0
TIME 揺らす時間。省略値=0
CYCLE 揺れの周期。省略値=1
<STOPQUAKE TIME=n> 画面の揺れを停止
TIME 停止にかける時間
<MOTION NAME=s TARGET=s PROP=s VALUE=n TIME=n TYPE=[N/I/D] WAIT=[ON/OFF]> 座標などのプロパティ値を段階的に変化させる
NAME このモーションの名前(省略可)
TARGET 変化させるオブジェクトの名前
PROP X座標=LEFT
Y座標=TOP
不透過度=ALPHA
音量=VOLUME
VALUE 変化後の値
TIME 変化に要する時間(ミリ秒)
TYPE 変化タイプ(N:一定 I:加速 D:減速)。省略値=N
WAIT 変化が終わるまで待つ。省略値=OFF